絶対失敗はしない!40代からの転職を成功させるためのコツ徹底解説!

40代にさしかかると、今までよりも責任のある仕事を任されて過程を養っていくという働き盛りの時期ですね。

しかし、リストラや個人的な事情によって転職を余儀なくされる方も少なからずいらっしゃいますよね。

今回は転職活動がなかなかうまくいかない方、これからの転職活動に不安を覚える方のために、40代で絶対成功する転職ポイントを一挙にご紹介します

40代転職の注意点とは?

40代の転職は20代や30代の転職と比べると難しいといわれています。

それは、若い世代と比べたら、40代の方々は体力的に仕事に追いつけられなかったり、仕事のやり方に執着があったりするなどの理由が考えられます。

そのため、40代で転職を希望する方は、特に以下のポイントを注意してください。

  • 人手の足りない職種や業界を知っておく
  • 家庭内の環境もしっかり考えよう
  • 収入をよく検討しよう

人手の足りない職種や業界を知っておく

2018年の厚生労働省の発表によると、2018年2月の有効求人倍率は1.58倍でした。

これは仕事を求めている人の数よりも、求人数のほうが多いといういわゆる「人手不足」を表しているわけです。

この数値はバブル時代のピークをも越えていると言われており、すぐに会社を辞めたとしても、すぐに採用されるのではないかという感じがしますね。

しかし、当然ながら有効求人倍率は各業種により異なっています

業種によっては人手不足なところもありますが、ご自身の現在の職場先の業種や転職したい業界が、もちろん必ずしも人手が足りないとは限りません。

一般的に採用されやすいされるのは、有効求人倍率の高い職業になります。

具体的に言えば、保安系(8.15倍)、建設・採掘系(4.55倍)、生活支援や介護などのサービス系(3.57倍)となっており、反対に採用が狭き門とされているのは事務的職業(0.54倍)となっています。

一般事務に関してはなんと0.44倍と希望者の半数に満たない求人数となっています。

求人数が少ない業種に応募を繰り返して転職活動で疲弊するくらいならば、求職者よりも求人数のほうが多い業種を選択するほうが良いですね。

家庭内の環境もしっかり考えよう

40代のうちに転職したとしても、まだ気力・体力ともにピンピンしていると思われます。

ですので、新しい職場先で働くこととなっても良いパフォーマンスを発揮できることでしょう。

ただ、ここで一度立ち止まって考えたいことがあります。

あなたが40歳くらいだとすると、親御さんはそろそろ70代を迎えようとする時期なのではないでしょうか?

仮に現在はバリバリ働くことができたとしても、近い将来は介護をすることになります

ですので、親御さんが元気なうちにこれからの将来のことを話し合っておくのが良いでしょう。

ご自身の仕事の状況が環境と共に大きく変化するわけですから、これからどのように生計を立てていきたいのか、どう生きていきたいのかを詳細に話し合っておくとよいでしょう。

親御さんについては、「死ぬまで自宅で過ごしておきたい」と考える方もいれば、「老人ホームで介護してもらいたい」と考える方もいることでしょう。

話しづらい内容になるかもしれませんが、あらかじめ親御さんの求める過ごし方も聞いておくことも転職を成功させるうえで重要です。

収入をよく検討しよう

転職したらいくら給料がもらえるのか、年収はどれくらいか等は気になることですよね。

基本給はもちろん、求人票の賃金の欄に記載された給与形態(時給なのか月給なのか)や、定期的に支払われる手当といった項目についてよく確認したうえで、現在の職で支払われる年収と転職した後の年収を比較しましょう。

転職するたいていの方は現在の年収よりも高額の道を進むことになるでしょう。

ですが、収入以外の面、例えば福利厚生、勤務時間、転勤の有無などの面で妥協できるところと妥協できない面を検討しておきましょう

そのうえで、多少年収を下げてでも転職したいのであれば、現在のような生活を維持できるのかどうか、よくマネープランを検討しましょう。

また、40代に突入すると日常の生活費に加えて、住宅関連のローン返済、両親の介護費用や自分の老後費用の貯蓄も必要になります。

また、付き合いも増えていくため、知らないうちにご自身の若い頃よりも支出が多くなりがちになってしまいます。

たとえ転職して職場環境に満足したとしても、生活環境に満足できなければ人生を満喫することはできませんね。

せっかく「転職」という契機があるわけですから、今後のプランを再検討するチャンスと見ましょう。

40代での転職を成功させるコツを徹底解説!

いかがでしょうか。

40代の転職には40代ならではの注意点があって、それらをよく考えてから、いよいよ転職活動を始めようとすると、意外に難しいところが多いようです。

それでは、40代での転職を成功させるコツを解説していきます。

  • 転職する時期を見極めよう
  • 転職市場の動向は参考にする程度にとどめておこう
  • 一つだけの情報源には頼らないようにしよう

転職する時期を見極めよう

転職経験者の方にはわかることかもしれませんが、企業の採用ニーズというものが高まる時期があるわけです。

年間を通じて見ていくと、一般的には3〜4月と9〜10月の間に新規の求人が増えていきます。

これらの時期は、年度切り替えに伴って退職者の後任補充や新規事業のスタートなどがあるということから、中途採用の需要が大きく高まるわけです。

選択肢が増えるのは良いのですが、その半面転職者も増加する傾向があります。

ライバルとの競争が激しくなってしまうと思えば、必ずしも有利をはいえないかも知れませんね。

転職市場の動向は参考にする程度にとどめておこう

よくネットなどでいわれるマスコミで発信される全体的な転職市場の動向は、参考程度のものと割り切りましょう。

中途採用の需要は業界や職種によって違うわけです。

その場の雰囲気に流されることで、周到な準備もせずに転職に踏み切ってしまったり、反対に転職を諦めたりするのではなく、ご自身の考えと全体の流れをよく見極めることを絶対に心がけておきましょう

一つだけの情報源には頼らないようにしよう

「応募先が見つからない」という悩み、これは40代転職者によくある話です。

たとえ求人はあったとしても、これまでの職務経験の内容、経験年数、資格取得状況などの条件で応募すらできないこともあるのです。

こんなときは自己セールスをしてみるなど、ある程度の対策も考えられるわけです。

ただ「思うような求人自体がない」「そもそも探せない」という場合には困りますよね。

特に管理職のような上位クラスの求人や、技術性・専門性の高い分野の求人を探しているような場合では、どうしても行き詰まってしまうような人が多く見られます。

「どれだけ探したとしても、思うような求人が見つからない」といったときに最初に取り組んでほしいことが、情報源の見直しです。

「いつも1つの情報源ばかりに頼っていなかっただろうか」、「一般応募以外の方法も試したのか」などの自己チェックをしましょう。

1つの見方にとらわれていたがために、スカウト求人・人材紹介といった部分を見落としていたことにも気づくかもしれません。

それでもなお、ご自身の思うような求人が見つからないのであれば、現時点で入手可能な求人情報を見て、その求人が求めているもの、必要としているものを自分から提供することはできるのだろうかとマッチングの要素を自分の中で探していくのもよいでしょう。

40代転職は自己分析が突破口になる

ご自身のことを分析するという行為は、人によっては嫌がることかもしれません。

ですが、転職する際には重要な要素になりえますので、転職するのに何から始めればよいのかが分からないという方には、最初に自己分析から入ることをお勧めします。

「私は何ができるのか」、「私は会社で何をして働いていきたいのか」、「私は何の役に立てるのか」といったことを中心に考えていく必要があります。

そして、この考えをもとにして面接をクリアすることができるわけです。

40代となると若者に比べれば体力面・可能性面・瞬発面で考えると少々劣るかもしれませんが、生きている年数が長いということで、一定の叡智は備わっていることでしょう。

その叡智だけで若者に勝るというわけではありませんが、即戦力的な判断力・適応能力・改善応力は備わっているはずです。

こうした武器をもとに自己をアピールするということが重要です。

他にも、「なぜ会社を辞めて転職をするのか」「自分の長所・短所はなにか」「転職後の人生設計はなにか」など、様々な観点で自己分析をしていきましょう。

他者(転職エージェントや面接官など)に対して自分の価値を分かってもらうためには、まず自分自身がその価値を分かっておく必要があります

面接・試験で勝ちにいこう!

面接で成功すれば転職で勝ち残るということは確実といっても過言ではありません。

とはいえ、面接はとにかく苦手で自身の価値をすべて面接官に伝えることができないということはよくあることです。

面接は勝負の場面となるため誰しもが緊張してしまうものですが、面接は何と言っても準備を怠ってはいけません。

準備万端で自身をもって面接に臨むため、まずは要点を確実に押さえておきましょう

流れとしては、基本的に入室→導入→現在の仕事について→転職の理由→志望動機→条件チェック→質問といった流れですが、そのなかでもっとも重要視されているのは転職理由と志望動機でしょう。

転職理由を伝える際に、マイナスイメージを与えないように気を付けましょう。

うっかり現状の不満を伝えることなく、ポジティブな内容を伝えることを心掛けましょう。

また、志望動機に関しては、「業績が安定しているから」、「福利厚生の待遇がいいから」といったことを述べるだけでは面接官の心に響きません。

よく転職先の研究したうえで、具体的な話を交えるとよいでしょう。

筆記試験の準備も怠らないで

また、面接対策のみならず筆記試験対策も抜かりないようにしておきましょう。

筆記試験は、一般的に常識問題や適性検査が行われることがほとんどです。

常識問題については、日常的にテレビやインターネット上のニュースに当たり前のように目を通して足りない知識を補いましょう。

適性検査を受けるのが初めてなら、要領がつかめないまま実際の試験で時間がなくなってしまうことも想定できますね。

適性検査は個人の資質を見極めるものですので、神経質になる必要はもちろんありませんが、市販の適性試験対策本で演習を重ねておくと安心材料が増えます

まとめ~40代からの転職はポイントを押さえれば成功する!

40代となると若い頃よりも人間的な能力をより求められます。

前の職場では通用していたことが次の職場では通用しないということもありますが、ここで柔軟な対応をとって働くということも40代の転職で重要になってきます

ただ、今回紹介してきたいくつかのポイントを押さえれば必ずあなたの転職を成功させることができます。

中には転職が上手くいかずに時間がかかることもあるでしょう。

ですが、そこで落ち込む必要は全くありません。

周囲の力や転職サービスをうまく活用して徐々に可能性を広げていくようにしましょう。

日本には数え切れないほどの企業が存在するわけですから、あなたにとって最適な環境を提供してくれる企業、最高のパフォーマンスを発揮させてくれる企業が必ず見つかります。

ここまで読んでくださったあなたの転職が絶対に成功することを願ってやみません。

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