第二新卒必見!転職する時に抱える5つの不安の解消法とは?

「第二新卒の転職活動って実際どうなの?」、「転職とか初めてで何から準備したらいいのか全く分からない…」と不安を感じている第二新卒の方々はたくさんいるでしょう。

確かに、入社してまもなく転職活動をする第二新卒が、面接官によい印象を与えるのはなかなか大変なことです。

しかし、その一方、第二新卒は、前職の企業の風土にまだ染まず、柔軟性に富んでいることで、転職市場で高く評価されることも多々あります

今回は、転職活動中の第二新卒が抱えがちな5つの不安とその解消法を解説していきます。

不安その1:「第二新卒の転職は難しそう…」

まず転職を考えたときに浮かぶのが「転職なんてできるのかな…」といった不安でしょう。

結論からいうと、第二新卒の転職は全く難しくありません。

試しに転職求人サイトを見てみればお分かりになるでしょうが、「第二新卒歓迎」と書かれた求人は非常に豊富にあります。

第二新卒を歓迎している求人の場合、「必要・必須条件」が緩くなっていることが多いです。

中途採用の場合は、社会経験がそれなりにあるとみなされて、特に30歳以上ともなると、即戦力として入社してもらうことが必須になってくるので採用条件がかなり厳しくなるのです。

しかし、20代の若手である第二新卒者の場合、新卒者と同様ポテンシャル採用の枠が設けられています。

仕事に対する熱意や価値観などの人柄、応募した業種や職種に求められる素養があるかなどで判断される求人が多くあります

第二新卒者の面談では、新卒入社した会社での経験やそこで得たスキルを問われることもありますが、実際に採用したとして「どれだけの伸びしろがあるか」を見ているため、異業種への転職も可能です。

不安その2:「スキルとか何にもない…」

「いくらポテンシャル採用枠があるといっても、自分は前の会社で何にも身につけられなかったから転職できないんじゃないかな」と不安に感じている方がいるかもしれません。

確かに企業によっては視覚やスキルを第二新卒者にも求めるものもあります。

即戦力が欲しいと考えている企業は経験不足として採用を見送るでしょう。

しかし、多くの企業が第二新卒者に関しては人柄を重視して採用活動を行っています。

第二新卒がアピールすべきは「20代のフレッシュさ」や「素直で謙虚であること」などです。

新卒者と同様、「学ぶ意欲があって一から育てる気になれる可愛げのあるやつ」を求めているわけです。

ですから、採用担当者に気に入ってもらえるかが勝負の分かれ目です。

面接ではどうしても緊張して不安そうな顔つきになってしまいがちですが、リラックスしてはつらつとした態度で挑むようにしてください。

そうすれば必ず納得のいく結果が得られることでしょう。

もし転職したい企業の募集条件が満たせていない場合はスキルアップを図ってから転職活動を再開するのも一つの手です。

たとえ退社後から採用時までの間にブランクがあったとしても、入社するためにスキルアップをしていたことを伝えられれば必ずその熱意を評価されます。

不安その3:「上司に何か言われそう…」

ここまで育ててきた自分の後輩が退職するとなると、当然上司はまず引き留めようとしてくるでしょう。

もしかしたら、怒られたり嫌味を言われたりするかもしれませんが、上司のためではなく自分のために働いているのですから、自分の進路は自分で決めましょう。

しかし、直属の上司とそれなりの信頼関係がある場合は話が別です。

話してみた結果、考えが変わって今の会社で働き続けるほうがいいとなるかもしれません。

いずれにせよ転職の旨は必ず伝え、話し合ったうえで、最後は自分で決めましょう。

円満退社ができないようだとしても、迷惑をかけないようしっかりと引継ぎをしてから退社しましょう

不安その4:「どこにも就けなかったらどうしよう…」

現職場を退職をした後に転職活動を始めてしまうと、なかなか転職先が決まらない状況に陥ってしまった時に不安になります。

そうならないために、現職の勤務と同時並行で転職活動を進めることをお勧めします。

職がない状態が長く続くと精神衛生上は芳しくありません。

「転職先が決まらないからやる気がなくなり、やる気がないから決まらない…」という悪循環ができてしまいます。

「そうはいっても仕事をしながら転職活動なんてできないよ!」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、最近では電話で面接を行っていたり、土日にも面接対応をしてくれる企業が増えてきています。

面接は1時間程度で終わることも多いので、時間を見つけて日中に面接をすることも可能なはずです。

退職してしまった後に転職活動を始めて悪循環に陥ってしまうよりも、時間を見つけてコツコツと続けるほうが確実により早く転職先を見つけられるでしょう。

しかし、中には本当に時間がなくて転職活動ができないという方もいらっしゃるかもせれません。

その場合は退職するぎりぎりまで簡単にできること(転職希望先をいくつか決め、電話やメール、インターネットなどで面接のアポイントを取っておく)を済ませておき、退職したその翌日からすぐに面接が受けられる状態にしておくとよいです。

そうすることによって転職先がなかなか決まらず無職の期間が長引いてしまうリスクを減らせます。

不安その5:「大手には就職できないのかな…」

第二新卒の転職を検討している方にありがちな不安として、「大手には就職できないのではないか」というものがあります。

実のところそんな心配は無用で、第二新卒の求人に関しては中小企業よりも大企業のほうが多いという傾向が見られます。

第二新卒は社会人としての経験が浅く、教育にかかるコストが大きいため、時間や人材に余裕のない中小企業はむしろ即戦力を求めて中途採用に力を入れています。

一方で、大企業は教育制度がしっかりしていて、毎月募集をかけている場合も多いです。

中小企業に比べて社員数が多いため、人材の育成にかけるリソースに余裕があるのです。

そのため、大手企業は第二新卒を採用する枠も中小企業よりも多い傾向にあります

ただここで1つ気をつけていただきたいのが「大企業への転職」=「転職活動の成功」ではないということです。

全ての人が大企業に合っているとは限らず、人によって中小企業があっている人もいれば、ベンチャー企業があっている人。

「大手だから」という理由だけで選ぶのではなく「やりたい仕事ができるから」という理由で広い視野をもって探してみてください。

人によって相性のいい企業・働き方は異なるので、周りに流されることなく企業選びをするようにしましょう。

不安なら転職エージェントに相談!

第二新卒の方が抱えがちな不安について解説してきました。

皆さんが思っている以上に転職活動は難しくないということがお分かりいただけたかと思います。

しかしそれでも、転職というと世間ではあまりいいイメージがなく、親や友達、同僚には相談しにくいですよね。

誰にも相談できずに悩みを抱えて塞ぎ込んでしまう方がたくさんいらっしゃいます。

そんな時は勇気をもって転職エージェントに相談してみましょう!

転職エージェントはそれまで何人もの転職希望者を成功に導いてきた転職活動のプロです。

転職やキャリアのノウハウを持っているので、的確なアドバイスをもらえます。

無料で相談できるので、転職活動に関して不安なことがあるのであれば気軽に相談してみましょう

案外簡単に解決の糸口が見つかるかもしれません。

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