今の日本では、転職をしてもまったくおかしくありませんが、やはり「転職はしてはだめだ」という考え方を持つ人は未だに少なからずいます。
「ハラスメントをうけた」、「頑張ったのに評価されない」、「給料が全然上がらない」など、様々な理由によって、「このままで本当にいいのか」と思いながらも仕事を続けている人も大勢いるでしょう。
しかし、よく考えてみてください。
そんな思いを抱いて過ごしても、将来いつかは後悔するに決まっています。
ならば、手遅れになる前に、転職をして、ほかの誰かではなく、自分のために人生を送りましょう。
転職をしたくても、いつ転職をすればいいのかわからない人も多数いると思われますので、今回は、適切な転職のタイミングについてご紹介していきます。
ぜひ、ご参考にしてください。
目次
適切な転職のタイミング
転職をしようと決めたとしても、転職のタイミングを見極める必要があります。
これからは、転職のタイミング(潮時)についてご紹介します。
以下のような時になったら、本気で転職活動をはじめてもいいでしょう。
同じ仕事を3年以上続けても評価されない時
同ポジションにいる最適な時間は、一般て的に3年程だと言われています。
3年以上同じ部署に配属され、さらに言えば5年間ずっと同じポジションで働く人もいます。
3年以上同じ仕事を繰り返してきても昇格・昇給できないのであれば、あなたの上司はあなたに対して、「今のポジションはこの人に最適で限界だ」と決めつけている可能性が高いからです。
そういう状況に陥ったら、まずは直属の上司に相談をしましょう。
上司に待遇改善を申し入れても応えてくれなければ、本気で転職を検討しはじめたほうがいいでしょう。
経営者との考え方が合わない時
仕事のやりがい・目的は、自分のモチベーションに直接関係しているので、非常に大切なことです。
従って、経営者との考え方が合わなくなってしまった時には、注意が必要です。
特に、それが経営者にバレてしまう時にです。
経営者がちゃんと話を聞いてくれて、理解してれるのならまだいいですが、たいてい、経営者との考え方が合わなければ、煙たがられる存在になってしまいます。
それのみならず、「自分はいったい何のために働いているのか」と方向性を見失い、結果的にはモチベーションも、仕事のパフォーマンスが落ちてしまいます。
そもそも、「こんな会社に貢献なんかしたくない」と思った時点で、その会社で成功するなんて考えられない話ですから。
そうなると、その会社に居続けてもあまり意味がないので、早めに転職を考えたほうがいいでしょう。
毎日つらくて憂鬱になりそうな時
ハラスメントの基準は曖昧であるが、上司からハラスメントを受けているのにもかかわらず我慢してしまう人は大勢います。
私たちは、人生の大半の時間を職場で過ごしています。
しかしながら、職場にいるだけでも苦痛だと思っている人はたくさんいます。
そんなつらい日が長く続くと、憂鬱になる可能性が非常に高いです。
毎日会社に行くのがつらいけど、行かなければならない。
やっと仕事が終わって帰れるが、もう何もしたくない。
「明日はまた仕事か…つらい」と考えながら眠りにつく。
転職は当たり前のようになっている世の中ですから、無理をする必要はまったくありません。
いくら給料が高くても、楽しく働けないのであれば、人生の負け組になってしまいます。
職場に行くだけでもつらいのに、それでも我慢をしてまで働いてしまうと、こころの病気になる可能性は非常に高いです。
こころの病気(憂鬱)は、簡単には治らず、あなたの一生にマイナスの影響を与えてしまいます。
情緒不安定になるのではなく、仕事自体ができなくなります。
そういう最悪な状況になる前に、早めに転職を考えましょう。
何の成長も感じられていない時
前述のように、職場は人生の大半の時間を占めています。
どんな仕事であれ、自分自身が成長していると感じることが、大きなやりがいになります。
逆にやりがい・成長を感じられていないのに、その仕事を長く続けることはおすすめできません。
よく考えてみてください。
自分の人生の大半は、「ただ職場にいて、金を稼いだ」ような時間になるのですよ。
それでもいいのでしょうか。
絶対に後悔しないといえるのでしょうか。
「絶対後悔しない」とはっきり答えられない場合、やはり一度転職を真剣に考えたほうがいいでしょう。
頑張ったのに評価されない時
頑張ったのに数字が出せないのであれば、もっと自分のキャリアを見直すべきだということは言うまでもありません。
一方、事務職、人事職など具体的な数字を出せない職種であれば、努力もしていて、仕事もできるのに評価されないこともあります。
人によって原因が違いますが、多くの場合は、上司とのコミュニケーションがうまく行かないことによって、頑張っていてもちゃんと見てくれない、あるいは認めてくれないこと多いのではないかと思われます。
そういった場合は、やはりキャリアアップは考えにくいです。
認めてくれるまで頑張るという選択肢もありますが、「自分を変える」だけではなくて、「上司の目の中の自分」も変えなければなりませんので、非常に難しいことだと言わざるを得ません。
それよりも、時によっては転職という道を選んだほうがいいでしょう。
「転職」というのは、「リセット」です。
転職をすれば、ほぼ全部をやり直せると言えますので、今の職場のことで悩みつづけるよりも、とりあえず転職活動をはじめてみたほうが賢明だと思われます。
迷ったら転職エージェントに相談
転職エージェントとは、いわゆる転職者を手助けをするプロのことです。
「よし、転職活動をしよう」と決めることは、非常に難しいことです。
なんとなくもう転職をしたほうがいいと感じたがどうすればいいのかがわからないという人も大勢いるでしょう。
そういう時には、転職エージェントをまず使ってみることをおすすめします。
転職エージェントはプロばかりとはいえ、ほとんどの転職エージェントが提供しているサービスは完全無料です。
そのため、途中で、「やっぱり転職するのをやめようかな」と転職活動を中止しても、何のデメリットも発生しません。
迷ったらまず転職エージェントサイトに登録をしてみてください。
登録が終わったら、転職エージェントから連絡がくるでしょう。
そしたら、あなたの今までの悩みや、不明な点を全部転職エージェントにお伝えください。
転職エージェントは、転職のプロですから、数多くの転職者の悩みを解決してきたはずです。
つまり、転職エージェントはあなたが今まで困惑してきたこと、あなたの悩みを解決できるかもしれない無料のクリニックです。
業界特化型転職エージェント&総合型転職エージェント
転職エージェントには、業界特化型転職エージェントと総合型転職エージェントがあります。
総合型転職エージェントは、一般的な転職エージェントであり、保有求人数が多く、転職エージェントをどう選べばいいのかがわからないという方は、こちらを利用すれば間違いありません。
一方、業界特化型転職エージェントはその名通りに、アドバイザーのほとんどはある業界に精通し、高レベルのスキルを持つ者ばかりです。
ミスマッチが少ないですが、求人数も総合型転職エージェントより少ないです。
転職初心者に多少不向きではありますが、その代わりに給料と内定率が高いので、自分のスキルに合った求人を探している方におすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
転職するかどうかは、人生の大きな決断です。
いつ
迷うのであれば、キャリアアドバイザーに尋ねるのは一番楽で確実です。
無料のサービスなので、誰でも気軽に利用できるし、利用して損をすることはまずないでしょう。
ぜひこの記事を参考にし、キャリアアップを成功させましょう。